生産体制
お客様ひとりひとりが笑顔になれる、「安全安心な食品づくり」と「手作りの良さ」を高度な加工技術でどう表現するか?私たちはこの命題に日々向き合い、進化し続けます。本社工場は、月産製造能力1,000tを誇る高度食肉加工工場です。常に、お客様の要望に応えられるよう、「独自の技術」や「長年培ってきた経験」、「食品機械メーカーの最新技術」をもとに、食肉加工技術の向上、製造ラインの進化に挑戦しています。安全安心な品質、製造量、加工技術において「日本一」を目指す冷凍カツはここから生まれます。
設備機器の紹介
解凍装置
低温高湿度空間とアジテータファンを連動することにより、年間を通し安定した品質の解凍が可能です
インジェクター
長年の経験を活かした自社配合の調味液を、肉全体に均一分散させることで、原料肉自体 のおいしさを最大限に引き出し、付加価値を高める豊富なプログラムを有します。
低床式バキュームミキサー
真空状態で、原料肉と各種の副資材を均一にミキシングする装置です。特徴として、低床であるため作業者の負担軽減にも繋がり、高い安全性と作業性を発揮します。また、撹拌羽根の回転軸部を容易に分解することが出来るため衛生面にも優れています。
フィラー充填工程
ひとロサイズから大判サイズに至るまで、独自の技術を組み合わせて、多彩な形状に原木を一定量充填する工程です。金属検出機も同設することで、より安全安心な工程に仕上げています。
金属検出機
冷凍カツ製造におけるCCP※工程です。急速凍結された製品に万が一金属異物が混入していないかのチェックを行います。※CCP:Critical Control Point(重要管理点)
X線異物検出機
X線による硬質異物の検査を行い、製品の安全と品質を図ります。常に高い精度で異物検査を行うことで、安全安心な製品を提供します。
包装工程
スパイラルフリーザーにより、急速凍結された冷凍力ツを独自ライン化することで、迅速かつ衛生的に検品・箱詰めを行います。
パレタイジングシステム
箱詰めされた製品ケースを自動でパレットに積み付けする装置です。自動供給されたパレットへ、コンベアラインから流れてくる製品ケースを設定したパターン通りに正確に積み付けを行った後、荷崩れ防止の専用フィルムを全自動で巻き付けます。
深絞包装機
金型に合わせた包装形態を作りだし、その中へ製品を投入し、真空・脱気包装を一つの機械で完結できる包装機です。市販向け製品への用途が多く、専用のデザインフィルムを作成し、製造することも可能です。
製品保管庫
ー20℃以下での保管管理、移動ラックによる製品管理システムで入出庫を適切に行います。また、高効率自然冷媒冷凍機の導入により環境に対する取組みも行い、お客様に信頼いただける体制を確立しています。